
光回線の10 G(ギガ)とは? 1 G(ギガ)の光回線やスマホ回線の速度との違いも解説
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光回線の10 G(ギガ)とは、インターネット接続時における最大通信速度を指し、その最大通信速度は10 Gbpsです。一方、スマホで利用するのはモバイル回線で、4Gや5G、6Gという用語は通信速度とは関係ありません。
この記事では、光回線の10 G(ギガ)の意味やスマホとの違い、導入するメリットや注意点について解説します。
光回線の10 G(ギガ)とは?

光回線の10 G(ギガ)とは、インターネットの最大通信速度が10 Gbpsの高速通信サービスのことです。スマホでは5G・6Gという表示があり、10 G(ギガ)とはどう違うのか気になりませんか?
ここでは、光回線の10 G(ギガ)の意味や、スマホの5G・6Gとの違いを解説します。
最大通信速度が10 Gbpsの高速通信サービス
光回線の10 G(ギガ)の「G」は、速度の単位「Gbps(ギガビーピーエス)」の頭文字のGで、「通信速度」を表します。
インターネットの通信速度はbps(bits per second・ビーピーエス)という単位で表し、データ量の大きさによって、Kbps、Mbps、Gbpsと表記が変わります。Gbpsが一番大きく、数値が大きいほど1秒間にデータを送受信できる速度が速いということです。
1 G(ギガ)との違い
現在普及している一般的な光回線は1 G(ギガ)で、最大通信速度は1 Gbpsです。通信速度は数字が大きいほど速くなり、10 G(ギガ)は1 G(ギガ)の10倍の速度ということになります。
あくまでも理論値で10倍であり、実際に10倍の速度が出るとは限りません。しかし、理論上で10倍ということは、実際でも10 G(ギガ)は1 G(ギガ)よりも速い速度が期待できるといえるでしょう。
1 G(ギガ)と10 G(ギガ)は、利用できるエリアが異なります。1 G(ギガ)はほぼ全国規模といえるほど広範囲に展開しています。一方で10 G(ギガ)は、エリアは限られますが、順次提供エリアを拡大中です。
スマホの4G・5G・6Gとはどう違う?
光回線の10 G(ギガ)に対し、スマホに表示される4G・5G・6Gはモバイル回線の通信規格のことです。それぞれ、「第4世代移動通信システム」「第5世代移動通信システム」「第6世代移動通信システム」を表します。
同じ「G」でも、10 G(ギガ)は「Gbps」を表し、スマホの4G・5G・6Gは「Generation」のことです。それぞれ、まったく意味が異なります。
モバイル回線と光回線の比較

モバイル回線と光回線は、次のような違いがあります。
モバイル回線 | 光回線 | |
---|---|---|
利用場所 | 電波がつながれば屋外や移動中でも利用できる | 自宅やオフィスなどに専用の設備を設置して利用する |
通信速度 | 5G:1~4 Gbps程度が一般的(最大10 Gbps程度) 4G:最大0.04 Gbps~1 Gbps程度 |
最大 0.1 Gbps~10 Gbps程度 |
安定性 | 場所によっては不安定になる場合がある | モバイル回線と比較し安定している |
データ容量 | 上限を超えると速度制限がある | 無制限 |
工事 | 不要 | 必要 |
モバイル回線と光回線の違いについて、さらに詳しくみていきましょう。
モバイル回線の特徴
モバイル回線は、携帯電話回線などの無線通信でインターネットに接続する回線のことです。基地局からの電波を受信して通信を行います。基地局の電波が届く範囲であれば、屋外・屋内のいずれでもインターネットを利用できます。
モバイル回線の「5G」「6G」という用語は、通信規格の「世代」(Generation)を表します。「第5世代移動通信システム」は5G、「第6世代移動通信システム」は6Gになり、世代があとになるほど高速通信が可能です。5Gの通信速度はおおむね最大通信速度10 Gbpsとされ、2030年に導入予定とされる「第6世代移動通信システム」はさらに進化し、100 Gbps以上の通信速度を予定しています。
光回線の特徴
光回線は、光ファイバーというケーブルを利用した通信回線のことです。光ファイバーは光の反射や屈折を利用してデータを転送し、従来の電話回線よりも通信速度が速いという特徴があります。
光回線とモバイル回線の違いは、接続方法や通信の安定性、速度にあります。光回線は有線の光ファイバーケーブルを使用し、インターネットに接続するため、通信が安定し、高速です。一方、モバイル回線は無線通信を利用し、基地局からの電波を受信してインターネットに接続します。モバイル回線は工事不要で手軽に利用できる反面、電波状況によって通信が不安定になることがあります。
それぞれの、おもな特徴は以下のとおりです。
光回線の特徴
・有線接続: 光ファイバーケーブルを使用し、通信が安定します。
・高速通信: 通信速度が一般的に速く、オンラインゲームや動画視聴に適しています。
・工事が必要: 設置には工事が必要です。
モバイル回線の特徴
・無線接続: 基地局からの電波を受信し、工事不要で利用できます。
・通信の不安定性: 電波状況によって通信速度が変動することがあります。
・手軽な導入: ホームルーターなどを使用して簡単にインターネット環境を構築できます。
光回線は安定した高速通信を求める方に適し、モバイル回線は手軽に利用したい方に適しているといえます。
安定した通信なら光回線がおすすめ
モバイル回線は持ち運びができ、場所を選ばずインターネットができます。一方、安定した高速通信を楽しみたい場合は、光回線がおすすめです。
「家でインターネットを使うことが多い」「データ容量を気にすることなく高画質な動画やオンラインゲームを楽しみたい」という場合は、光回線が適しています。
10 G(ギガ)を利用できるエリアであれば、より安定した通信が期待できるでしょう。
光回線10 G(ギガ)のメリット

光回線の10 G(ギガ)には、次のようなメリットがあります。
・通信速度が速い
・混雑する時間帯でも利用しやすい
・同時接続でも快適
詳しい内容を解説します。
通信速度が速い
10 G(ギガ)の光回線は大容量のデータを高速で通信でき、通信速度が速いことがメリットです。高画質動画の視聴や大容量データのアップロード・ダウンロードなどで、速さを実感できるでしょう。Web会議でも途中で止まるなどの問題なく、スムーズな視聴が可能です。
混雑する時間帯でも利用しやすい
インターネットを利用するとき、回線の利用者が多い時間帯は通信速度が低下しますが、10 G(ギガ)はこの影響を受けにくい点がメリットです。
利用者が多い時間帯に混雑するのは、回線事業者とプロバイダーなどの接続事業者が提供するネットワークの「帯域」が圧迫されるためです。10 G(ギガ)はこの「帯域」が広く、圧迫されにくいため、混雑する時間帯でも安定して利用できます。
同時接続でも快適
10 G(ギガ)の光回線は送受信できるデータ量が大きいため、複数の端末を同時に接続しても通信が安定していることがメリットです。
家族がWeb会議やオンラインゲーム、動画視聴など、複数の端末で同時にインターネットに接続しても、速度の低下を最小限に抑えた安定した通信が期待できます。それぞれの端末で快適に利用できます。
光回線10 G(ギガ)がおすすめな人

光回線10 G(ギガ)は、次のような人におすすめです。
・高画質の動画配信サービスを利用したい
・オンラインゲームをする
・同時に複数の端末でインターネットを使う
・大容量のデータをダウンロードする
・在宅ワークなどで使用するとき1 G(ギガ)では遅く感じる
高画質になるほどデータ容量は大きくなるため、4K・8Kの動画を快適に視聴するには10 G(ギガ)が適しています。
オンラインゲームでは数秒のラグが勝敗を分けるため、通信速度と安定性が欠かせません。
また、社員が大容量のデータを扱うオフィスや家族数の多い家庭などで複数の人が同時にインターネットを利用する場合も、10 G(ギガ)が向いています。
1 G(ギガ)を利用していて通信速度が遅いと感じる場合、10 G(ギガ)に変えることで改善できる可能性が高いでしょう。
光回線10 G(ギガ)を選ぶときの注意点

10 G(ギガ)の光回線は安定して高速通信を楽しめるのがメリットですが、サービスに申し込む前に、いくつか注意したい点があります。
ここでは、10 G(ギガ)を申し込む際の確認ポイントを解説します。
提供エリア
10 G(ギガ)の光回線の提供エリアは1 G(ギガ)に比較して狭いですが、順次拡大中です。エリア対象外の場所では、利用できません。戸建住宅は対応しているエリアでも、集合住宅には対応していないケースもあるため注意してください。
サービスに申し込む際は、利用する場所が提供エリアなのかどうかを必ず確認しましょう。提供エリアは回線事業者のWebサイトで確認できます。
料金
10 G(ギガ)は1 G(ギガ)に比べ、月額料金が高くなる場合もありますが、それほど大きな違いはありません。。10 G(ギガ)と1 G(ギガ)の料金の差はサービスによって異なりますが、500円~2,000円程度です。
通信速度が速くなることを考えれば、料金が高くなるのは仕方がないかもしれません。増えるコストに比べて高速通信で得られるメリットのほうが大きいと感じられるときは、10 G(ギガ)にするとよいでしょう。
10 G(ギガ)の申し込みで少しでもお得に契約するためには、割引やキャッシュバックなどの特典があるかどうかもチェックすることをおすすめします。
回線工事・専用機器
光回線の10 G(ギガ)を申し込む際は、回線工事と専用機器が必要です。現在1 G(ギガ)の光回線を利用中でも、10 G(ギガ)は光回線の設備が異なるため、新たに工事が必要になることがほとんどです。また、10 G(ギガ)の通信性能に対応するためには、機器・配線も新たに導入しなければなりません。
光回線事業者の多くは新規工事費を実質無料にしていますが、工事が完了するまでは10 G(ギガ)を使えないことは把握しておきましょう。
まとめ

光回線の10 G(ギガ)は通信速度を表し、スマホの4G・5G・6Gは世代を表します。スマホは基地局からの電波を受信して通信を行うモバイル回線で、持ち運びできるものの、場所によっては通信が不安定になり、データ容量にも制限があります。光回線であれば、容量無制限で、安定した高速通信を楽しめるでしょう。
光回線の10 G(ギガ)は提供エリアが限られていますが、順次拡大中で、エリア内であればインターネットを快適に利用できます。動画視聴やオンラインゲームなどをスムーズに楽しみたい方は、申し込みを検討してみるとよいでしょう。
ソニーグループのSo-net 光

ソニーグループのSo-net 光は、戸建・マンションの10 G(ギガ)プランを提供しています。月額基本料金6,270円が最大6カ月無料で、さらに最大5万円のキャッシュバックがあります。おトク光回線の10 G(ギガ)を申し込みたい方におすすめです。
※条件等詳細はSo-net公式サイトをご確認ください。(2025年4月時点)
さらに、10 G(ギガ)対応無線LANルーターを同時に申し込めば、月額料金550円が最大2カ月無料になります。
なお、So-net 光 10 G(ギガ)プランは契約期間の縛りがありません。いつ解約しても解約金はかからないため、安心してはじめられます。

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