光回線は電話線がなくても使える?アナログ回線との違いも解説
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これから光回線の契約を検討している方の中には、「固定電話を契約していないけど、光回線は申し込めるのかな?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これまで主流であったADSLやISDNは電話線を利用したインターネット回線であったため、光回線も同様に「電話線が必要」という印象があるようです。
しかし、光回線は電話線なしで利用可能です。
この記事では、光回線が電話線なしで利用できる理由や、アナログ回線との違いについて解説いたします。これから光回線を利用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
光回線と電話線は無関係!電話線なしでも利用可能
冒頭でお伝えしたように、光回線は電話線がなくても利用可能です。
光回線が主流となる以前は、アナログ回線やデジタル回線(ISDN回線)、ADSL回線など電話線を使った通信が主でした。
しかし、光回線は電話線ではなく「光ファイバーケーブル」を利用してインターネット通信を行うため、電話線は必要ないのです。
次の章では、インターネット通信を行う際に利用する固定回線の種類と特徴について、ご紹介します。
インターネット回線の種類と特徴
インターネット回線には、以下のような種類があります。
- アナログ回線
- デジタル回線
- ADSL回線
- CATV回線
- 光回線
それぞれの特徴は、以下の通りです。
アナログ回線
アナログ回線は、インターネット黎明期に主流であった「プロバイダに電話をかけることでインターネットに接続(ダイヤルアップ)」する回線です。
電話線を利用してインターネット通信を行うため、インターネットの接続時間に応じて電話料金が加算されます。
また、「インターネットに接続中は通話のために電話を使用できない」というデメリットもありました。
デジタル回線
こちらも、電話線を利用してインターネット通信を行う形式です。代表的な通信として「ISDN」が挙げられます。
電話線を使うため、アナログ回線同様にインターネットの接続時間に応じて電話料金が加算されます。
アナログ回線との違いは、「電話回線を2回線利用できる」という点です。そのため、インターネットと電話の同時利用ができます。また、デジタル回線のためアナログ回線よりも通信速度が速いです。
インターネット接続時には、「ターミナルアダプタ」と呼ばれる接続機器が必要です。
ADSL回線
ADSL回線も、電話線を使ってインターネット通信を行う回線です。ADSLモデムとスプリッタという機器を用いて、インターネット通信を行います。
電話線を使って通信するという点は、これまでご紹介してきたアナログ回線・デジタル回線と同様ですが、ADSL回線は電話を利用する際の周波数とは異なる、高い周波数帯域を使ってインターネット通信を行います。そのため、インターネットの利用中に電話料金は加算されません。
また、NTTの基地局との距離によって通信速度は変わるものの、デジタル回線やアナログ回線よりは大幅に通信速度が速いといった特徴があります。
なお、ADSL回線は2024年3月31日にサービスの提供を終了します。サービス提供終了に伴い、新規申し込みの受付も終了しています。
CATV回線
CATV回線は、ケーブルテレビが提供するインターネット回線です。
CATV回線を利用するにはケーブルテレビ事業者との契約が必要ですが、電話線を使わずにインターネットへ接続ができるうえ、上記でご紹介したADSL回線よりも通信速度が速くなります。
注意点は、ケーブルテレビ事業者によって提供エリアが決まっているという点です。利用を希望する際は、事前にケーブルテレビ事業者の提供エリアを確認しておきましょう。
光回線
光回線は、現在主流となっているインターネット回線です。光ファイバーケーブルを利用するのが大きな特徴で、それゆえ電話線は必要ありません。
光ファイバーケーブルには、基地局から距離が離れている場所でも通信速度に影響せず、電波の干渉も受けないといった特徴があります。
そのため、これまでご紹介してきた他の回線と比較して安定した高速通信が可能となり、より快適なインターネット通信が可能です。
ただし、光回線を契約する場合には、光ファイバーケーブルを引き込むための回線工事が必要となります。集合住宅にお住まいの場合は、棟内共有スペースまで光回線が引かれていることが多く、この場合は宅内工事のみで利用可能です。
光回線とアナログ回線の違い
ここからは、光回線とアナログ回線の違いをご紹介します。まずは、以下の表をご覧ください。
光回線 | アナログ回線 | |
---|---|---|
通信速度・安定性 | 速い・安定している | 基地局から離れていると速度が低下する |
利用料金 | プラン次第では安い | 安い |
工事の必要性 | 基本的には必要 | 不要 |
通信速度と安定性に関しては、光回線はデジタル信号を光の点滅で送受信するため、非常に高速かつ安定しています。一方、アナログ回線は基地局からの距離によって大きな差が出るうえ、基準となる通信速度も光回線に比べて大幅に遅いです。
利用料金については、光回線の場合は光回線事業者やプランによって異なりますが、一部のプランでは比較的安価に利用できます。一方、アナログ回線は一般的に安価であると言えます。
また、光回線の利用時には、自宅まで光ファイバーを引く工事が必要です。一方、アナログ回線では電話線を利用するため、ケーブルを引くような工事は必要ありません。
インターネットを快適に利用するなら光回線の契約を
電話線を利用する他の回線に比べて、光回線は通信速度や安定性といった面において圧倒的に優れています。
現在はテレワークや動画コンテンツの視聴、ゲーム、ビデオ通話などのような大容量通信を行う機会が増えていますが、このようなシーンでは光回線の高速・安定した通信性能は非常に重宝されると言って良いでしょう。
光回線に新規加入・乗り換えるならSo-net 光 プラスがおすすめ!
So-net 光 プラスは、以下のような方たちにおすすめの光回線です。
- 夜間もインターネットを利用する機会が多く安定した速度が欲しい方
- 料金の安さよりも快適さを優先したい方
- auスマホ、UQモバイルユーザー及びNUROモバイル申し込み予定の方
夜間もインターネットを利用する機会が多く安定した速度が欲しい方
IPv6規格に対応したSo-net 光 プラスは、安定した通信が可能です。
さらに快適性を求める方には、オプションサービスである「さくさくスイッチ」も用意しています。
夜間に通信容量の大きいオンラインゲームや高画質動画の視聴・ダウンロードを行う機会が多い方は、ぜひSo-net 光 プラスの快適さを体験してみてください。
料金の安さよりも快適さを優先したい方
通信スペックを重視したSo-net 光 プラスは、So-net 光 minicoと比較すると月額料金がやや高めです。
そのため、料金の安さよりもインターネットの快適さを優先したい方に向いている回線と言えるでしょう。
ただし、最大50,000円という高額なキャッシュバック特典が受けられるため、キャッシュバックを含めた実質費用は他の回線とほぼ変わりません。
auスマホ、UQモバイルユーザー及びNUROモバイル申し込み予定の方
auスマホ、UQモバイルのユーザーがSo-net 光 プラスを利用するとセット割が適用され、スマホの月額料金が割引になります。また、So-net 光 プラス と NUROモバイル を セットで申し込むと、1年間NUROモバイルの月額基本料金が割引になります。
au、UQモバイルとのセット割に関しては、So-net 光 プラスの利用期間中はずっと継続。NUROモバイルとのセット割に関しても、プランによっては割引後の月額基本料金が0円となるため、非常にお得です。
So-net 光 プラスの入会特典については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
まとめ
光回線が利用するのは光ファイバーケーブルと呼ばれる専用回線のため、電話線がなくても利用可能です。
光ファイバーケーブルを自宅に引くための工事が必要となりますが、電話線を引いていないご家庭でも利用できますので、ぜひ快適なインターネット環境を実現してください。
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