メールのご利用にあたって
サービスいろいろ、メールをもっと使いこなそう!
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※NURO 光をご利用中のお客さまはこちらのページをご覧ください
- 料金
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無料
- 対象
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全接続コース
- 基本メールボックス詳細
- 暗号化の設定方法
- メールの設定方法
- So-netの迷惑メール対策
- 海外でのメール利用制限
- 迷惑メールへの取り組み方針
- Inbound Port25 Blocking(IP25B)
- Outbound Port25 Blocking(OP25B)
- 送信ドメイン認証
送信ドメイン認証
送信ドメイン認証とは、メールに記載されている送信元メールアドレスのドメインが正しいかどうかを認証する技術です。
So-netメールアドレスで送信されるメールに対して、「DKIM(DomainKeys Identified Mail)」「SPF(Sender Policy Framework)」 「DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)」を適用し、メールアドレスのなりすましや偽装メールを判別します。
DKIM(DomainKeys Identification Mail)
「DKIM」とは、電子署名が付与されたメールに対して、メールに記載されたドメインのDNSサーバから公開鍵を取得し、電子署名と照合する認証方式です。
So-netから送られるメールには電子署名が付与されており、So-netはその電子署名と照合できる公開鍵を公開しております。
So-netメールの受信者は、ヘッダを確認することで、メールアドレスのなりすましメールや、偽装メールを判別することができます。
So-netからメールを送信する場合
メールに電子署名を付与して送信します。また、電子署名と照合できる公開鍵を公開いたします。
So-netでメールを受信する場合
メール送信元のDNSに公開鍵を問い合わせて、受信したメールに付与されている電子署名と照合します。
照合結果をメールヘッダに付与して、So-netのメールサーバへ格納します。
メールヘッダに記載されている検証結果を確認することで、メールアドレスのなりすましメールや、偽装メールを判別することができます。
メール受信時の検証結果付与例(AAAAA@ts1.so-net.ne.jpから送られたメールを受信した場合)
受信メールのメールヘッダに「Authentication-Results」を付与します。
その中にDKIMの検証結果が含まれています。
Authentication-Results: so-net.ne.jp; spf=pass smtp.mailfrom=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp; dkim=pass
header.i=@ts1.so-net.ne.jp; dkim-adsp=pass
header.from=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp; dmarc=pass
header.from=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp
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※メールサービス(G)のメールアカウントの場合は、”Authentication-Results: ”の後に続く箇所が”gyao.ne.jp”になります。
認証結果 | 意味 |
---|---|
none | メールにDKIMの電子署名が付与されていなかったため、照合ができなかった |
neutral | メールにDKIMの電子署名が付与されているが、DKIMの電子署名の文法上の誤りなどの理由で、照合処理ができなかった |
pass | メールにDKIMの電子署名が付与されており、照合が成功した |
fail | メールにDKIMの電子署名が付与されているが、照合に失敗した |
temperror | 一時的な問題で照合処理を実行できなかった |
permerror | 照合処理に必要なヘッダ情報が存在しないなど、永続的な問題で照合処理が実行できなかった |
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※メーリングリストサービスを利用して送られてきたメールについては、照合に失敗する可能性があります。
SPF(Sender Policy Framework)
「SPF」とは、メール送信元のIPアドレスと、メールに記載されているドメインのDNSサーバに登録されているIPアドレスが合致しているか検証する認証方式です。
So-netではメール送信サーバ、メール受信サーバともにSPFを導入しており、So-netメールの受信者はメールヘッダを確認することで、メールアドレスのなりすましメールや、偽装メールを判別することができます。
So-netからメールを送信する場合
So-netのSPFリスト(IPアドレス)を公開します。これにより、他社のメールサーバでSo-netドメインのメールがSo-netメールサーバから送信されたかどうかを検証することが可能になります。
So-netでメールを受信する場合
メールに記載されているドメインのDNSサーバにSPFリスト(IPアドレス)を問い合わせ、メール送信元のIPアドレスと合致しているか検証します。 検証結果をメールヘッダに付与してSo-netのメールサーバへ格納します。 メールヘッダに記載されている検証結果を確認することで、メールアドレスのなりすましメールや、偽装メールを判別することができます。
メール受信時の検証結果付与例(AAAAA@ts1.so-net.ne.jpから送られたメールを受信した場合)
受信メールのメールヘッダに「Authentication-Results」を付与します。
その中にSPFの検証結果が含まれています。
Authentication-Results: so-net.ne.jp; spf=pass smtp.mailfrom=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp; dkim=pass
header.i=@ts1.so-net.ne.jp; dkim-adsp=pass
header.from=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp; dmarc=pass
header.from=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp
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※メールサービス(G)のメールアカウントの場合は、”Authentication-Results: ”の後に続く箇所が”gyao.ne.jp”になります。
認証結果 | 意味 |
---|---|
none | SPFレコード(IPアドレスリスト)が公開されていないため、認証ができなかった |
neutral | 送信元のSPFレコード(IPアドレスリスト)の正当性が不明 |
pass | 認証に成功しており、正しい送信元から送信されている |
fail | 認証に失敗した |
softfail | 認証に失敗したが、認証失敗として扱ってほしくない |
temperror | 一時的なシステムエラーで認証処理を行うことができなかった |
permerror | エラーのため認証処理を行うことができなかった |
DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)
「DMARC」は、「SPF」と「DKIM」の認証結果を利用して、正規のメールサーバよりメールが届いたことを保証する仕組みです。
So-netではメール送信サーバ、メール受信サーバともにDMARCに対応しており、So-netのメールの受信者メールヘッダに記載されている検証結果を確認することで、正規の送信元からのメールであること判別することができます。
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※2014年10月7日より順次導入いたします。
So-netからメールを送信する場合
受信側でSPFとDKIMの両方の認証に失敗した場合の、そのメールへの対応(DMARCポリシー)をSo-netドメインの管理者として宣言します。
DMARCポリシーには、「通過する(none)」、「隔離する(quarantine)」、「拒否する(reject)」があります。
So-netでは、「通過する(none)」を宣言していますので、本対応を行うことにより、お客さまが送信されたメールが相手先へ届かないということはありません。
So-netでメールを受信する場合
送信元ドメインのSPFの結果とDKIMの結果を複合的に判断(DMARC検証)し、その結果を受信したメールのヘッダーに付与します。
メールの受信者は、メールヘッダに記載されている検証結果を確認することで、正規の送信元からのメールであると判別することができます。
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※So-netでは、ポリシーの適用は行わず、ヘッダーへの検証結果の付与のみ実施しています。
メール受信時の検証結果付与例(AAAAA@ts1.so-net.ne.jpから送られたメールを受信した場合)
受信メールのメールヘッダに「Authentication-Results」を付与します。
その中にDMARCの検証結果が含まれています。
Authentication-Results: so-net.ne.jp; spf=pass smtp.mailfrom=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp; dkim=pass
header.i=@ts1.so-net.ne.jp; dkim-adsp=pass
header.from=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp; dmarc=pass
header.from=AAAAA@ts1.so-net.ne.jp
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※メールサービス(G)のメールアカウントの場合は、”Authentication-Results: ”の後に続く箇所が”gyao.ne.jp”になります。
認証結果 | 意味 |
---|---|
none | DMARCレコードが公開されていないため、認証が行えなかった |
pass | DMARCの認証に成功 (送信元情報の正当性が確認された) |
fail | DMARCの認証に失敗 (送信元情報が詐称されている可能性が高い) |
temperror | 一時的な問題により認証処理が行えなかった |
permerror | DMARCレコードの構文エラーなど、恒久的な問題で認証処理が行えなかった |
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