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記事公開日:2024.02.01

光回線の種類とは?目的に合わせた選び方も解説

※記事公開日時点の情報です。

光回線は通信速度の速さや安定性などの魅力から、インターネット回線のなかでも高い人気を誇ります。しかし一言で光回線といっても、サービスの選択肢が多く、どれが良いか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

自分に合った光回線を選ぶには、光回線の種類ごとの違いや、目的に合わせた選び方をおさえることが大切です。本記事では光回線の種類について詳しく解説します。

そもそも光回線とは

光回線とは、光ファイバーケーブルを用いてデータ通信を行う回線です。光ファイバーはガラスやプラスチックでできた線で、「光を通す」という特徴があります。

光を通す光ファイバーケーブルでは、光を使って情報を伝える光の点滅信号が可能です。光信号は電気信号に比べ、1秒間に送信できる信号量がはるかに多いです。そのため光ファイバーを用いる光回線では、高速通信が実現します。

また光回線は、電磁波の影響を受けません。そのため安定した通信が可能で、時間がかかりやすい大容量データのやり取りもスムーズに進められます。

このように光回線は、ほかのインターネット回線に比べ、速く安定した通信ができる点が特徴です。

光回線は大きく2種類

光回線とは特定の会社が提供するサービスではなく、光ファイバーケーブルを使った通信回線の総称です。そのため、さまざまな会社で光回線を謳うサービスが提供されています。

光回線のサービスは、大きく以下の2種類に分けられます。

  • NTTの回線を使ったサービス
  • 電力会社の回線を使ったサービス

光回線に必要なケーブルや設備は、NTTと電力会社が保有しているものがほとんどです。したがって数ある光回線サービスも、どこの回線が所有しているかで大別できます。

NTTが提供する光回線サービスを「フレッツ光」といいます。サービス提供エリアが広く、全国的に高いシェア率を有するサービスです。

ただしインターネットを利用するためには、光回線とは別でプロバイダーを契約しなければならないケースがあります。近年は光回線とプロバイダーの両方を一緒に契約できるサービスも増えているため、手間を最小限にするためには、契約内容の確認が欠かせません。

So-net 光 プラスは、光回線とプロバイダサービスがセットになったインターネットサービスです。最大1Gbps の高速通信を制限なく安定して利用できます。ご自宅にインターネット環境がない方や、現在フレッツ光をご利用の方も、So-net 光 プラスを契約すれば手軽に光回線・インターネット通信の両方を利用可能です。

電力会社の回線を使った光回線サービスは、NTTに比べ、地域に根付いたサービスといえます。地域によって電力会社が変わり、光回線サービスを利用できる会社も異なるためです。

なおNTT・電力会社それぞれの光回線だけでなく、両方の回線を使うサービスや、独自の回線を使うサービスもあります。

光回線の種類を選ぶポイント

近年、光回線を利用したサービスの選択肢は膨大に存在します。数ある光回線サービスのなかからご自身に合う種類を選ぶためには、以下のポイントを確認することが大切です。

  • スマホのセット割
  • 提供エリア
  • 自宅のタイプ
  • 実質料金
  • 通信速度

これら5つのポイントをおさえれば、光回線サービスの絞り込みがしやすくなります。それぞれ詳しく解説します。

スマホのセット割

スマホのセット割は、光回線サービスを選ぶうえで、最初に確認するべきポイントともいえます。

光回線のサービスは、一見すると月額料金が高額に感じやすいです。しかし、ご自身が契約しているスマホキャリアとのセット割引を利用すると、インターネット料金を大幅におさえられる可能性があります。

たとえばSo-net 光 プラスには、auのセット割が用意されています。auスマホをご利用の方がSo-net 光 プラスを契約すれば、スマホのデータ定額料が月550円~2,200円割引です。(割引額はプランによって異なります)

実際に光回線を選ぶうえで、スマホのセット割を基準に選ぶ方が多いようです。通信費を安くおさえたいと考えるなら、スマホのセット割の有無を最優先事項とするだけで、光回線の種類を絞り込めます。

なお格安スマホの場合、セット割が利用できるかは会社によって異なります。契約条件や内容について確認が必要です。

提供エリア

提供エリアはご自身に合う光回線の種類を選ぶというより、利用できるサービスの選択肢を絞るために確認するべき要素です。

全国的に提供されている光サービスだけではなく、特定のエリアでしか利用できないサービスも存在します。とくに電力会社の回線を利用したサービスは、地域によって供給元となる会社が異なるため、サービスによっては利用できないエリアが存在する可能性が高いです。

サービスの提供エリアを確認し、提供エリア外のサービスは選択肢から外しましょう

自宅のタイプ

自宅のタイプも提供エリアと同様に、ご自身が利用できるサービスの選択肢を絞るために確認が必要な要素です。

マンションやアパートなどの集合住宅では、建物に導入されている回線の種類によって、利用できる光回線サービスが限られるケースが多くみられます。回線の提供元や配線方式などにより、利用できる光回線の種類が変わります。事前に大家さんや管理会社へ確認するのが安心です。

戸建て住宅の場合、回線の提供元による制限を受けないため、サービス提供エリア内であれば自由に種類を選べます。ただしサービスの種類によっては複雑な工事が必要であり、手間がかかる可能性もあります。光回線サービスの利用に必要な工事の内容や、自宅で工事ができそうかなどの確認が必要です。

実質料金

月額料金だけでなく、実質料金のチェックも大切です。

光回線は、キャッシュバックキャンペーンや割引サービスが適用できるケースが多くあります。一方で月額料金とは別に、事務手数料やオプションサービスが追加されるケースも少なくありません。これらの料金を考慮し、月額換算または全体的なトータルを計算した金額が、実質料金です。

また月額料金についても、公式サイトで大きく提示された料金だけではなく、さまざまな条件によって上下するケースも珍しくありません。このように月額料金はあくまで基準のひとつであるため、実際に支払う料金がいくらになるのかをチェックする必要があります。

通信速度

通信速度も光回線を選ぶうえでの大切なポイントです。

光ファイバーケーブルを利用した回線は、いずれも速くて安定した通信ができます。しかしサービスによって実際の速度は異なります。そのため、数ある光回線サービスを比較する際、通信速度は比較基準として役立ちます。

とくにオンラインゲームやオンラインミーティングを多く行う方は、通信速度の速さを優先して選ぶのがおすすめです。

一方で、それほど通信速度を必要としない場合には、価格が高く通信速度が速いサービスを契約してしまうと、オーバースペックで損になる恐れがあります。速さをそれほど重視しないなら、通信速度はやや遅めでも安価なサービスが合っている可能性が高いです。

ご自身が求める通信速度を考慮し、そのうえでサービスを選ぶことが大切です。なお通信速度は最大通信速度だけでなく、実測値のチェックも行う必要があります。

光回線の種類を選ぶ際の注意点

光回線の種類を選ぶ際に注意したいポイントは以下の3点です。

  • サービスによっては回線が混み合う時間帯がある
  • 月額料金ではなく実質料金を確認する
  • エリアや家のタイプによっては利用できないサービスがある

一見自分に合っていそうと感じるサービスでも、実は見逃していたポイントがあり、契約後に後悔してしまうケースも起こり得ます。より快適かつ不満のない光回線サービスを選べるよう、注意するべき点も確認が大切です。

サービスによっては回線が混み合う時間帯がある

一度に多くの人が回線を利用すると、どうしても通信速度が遅くなりがちです。そのため利用するサービスによっては、時間帯によって通信速度が大きく異なるケースがあります。一概にはいえませんが、全国的に提供するNTT回線は時間によって混雑が起きやすく、地域が限定的な電力会社や独自回線は安定している傾向です。

あまり混雑しない時間帯に利用するなら、それほど気にする必要はないかもしれません。通信速度をそれほど必要としない内容の場合でも、混雑による影響は小さくなります。しかしオンラインゲームやオンライン会議などを行う場合、回線の利用者が多い時間帯では、操作に支障をきたす恐れが大きいです。

通信速度や安定性を強く求める場合、時間帯と混雑にも注意が必要です。

月額料金ではなく実質料金を確認する

通信費を抑えたいと考える場合、光回線サービスの月額料金ではなく、実質料金で選ぶ必要があります。

前述したように、光回線サービスは割引・追加オプションが発生するケースが多いです。そのため「月額料金ではAが安くても、トータルで考えるとBのほうが安い」という可能性も十分に有り得ます。契約してから「思ったより高い」と損した気持ちになるのを防ぐためにも、あらかじめ実質料金で比較・検討する必要があります。

適用できる割引キャンペーンや、追加したいオプションなどは人によって異なるため、お得にするための選び方も人それぞれです。また契約段階でオプションの追加を行うのではなく、事前に利用するオプションを明確にすることも大切です。その場でオプションを選ぶ方法では、予想よりもトータルが高額になる恐れがあります。

実質料金の計算は少し手間になりますが、トータルでの利用料を大きく左右する重要な要素です。

エリアや家のタイプによっては利用できないサービスがある

光回線サービスを選ぶ際は、早い段階で提供エリア・自宅タイプによる利用可否の確認をする必要があります。

利用したいと思うサービスが見つかり、実質料金や速度などを細かく調べたあとで、そもそも利用できないサービスだと発覚するのは時間と労力の大きな損です。エリアや家のタイプから、利用できる光回線サービスを絞り込み、そのうえで比較検討をするのが効率的です。

まずはサービスの提供エリアを確認する必要があります。提供エリア外の場合、自宅タイプに関わらず契約できません。全国を対象とする場合でも、念のため細かなエリアまで確認すると安心です。

自宅タイプによる選択肢の制限は、集合住宅のほうが厳しくなります。ただし光回線サービスによっては、戸建て住宅にサービスを提供していないケースもあります。戸建てだから何でも選べると安心しきらず、サービスやプランの内容について確認が必要です。

光回線ならSo-netがお得!

光回線の契約をお探しの方は、ぜひSo-netをご検討ください。

So-net 光 minicoはインターネット通信のみに機能を絞ったシンプルなサービスです。集合住宅では月3,400円、戸建ては月4,500円というリーズナブルな価格で利用できます。契約期間・解約金の定めもないため、安心してご利用いただけます。

So-net 光 プラスは混雑の影響を受けにくい次世代通信「v6プラス」や専門スタッフによるサポートなど、快適に利用できる工夫が豊富な光回線サービスです。キャッシュバックやauスマホのセット割など、お得に利用できるシステムも多く用意されています。

auひかりはKDDIが提供する光ファイバーを利用した光回線サービスです。最大10Gbpsの高速通信が可能と、光回線サービスのなかでもトップクラスの速さを誇ります。こちらもauスマホとのセット割引が用意されています。

光回線の契約を検討中の方、なかでもauスマホをご利用の方におすすめです。

まとめ

光回線サービスには複数の種類がありますが、いくつかのポイントをおさえることで選びやすくなります。

スマホのセット割、エリアや自宅タイプによる利用可否、実質料金などは必ずチェックしたいポイントです。通信速度もインターネットの利用環境に大きく影響するため、サービスの比較検討に役立ちます。どれほどの速通信度を求めるか、インターネットの主な利用目的は何かを考えると、ご自身に合うサービスを見つけやすくなるはずです。

ご自身に合った光回線サービスを利用し、快適なインターネット環境を整えましょう。

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