So-netの森 森林整備活動2013.07

So-netの森 第16回活動レポート

2013年7月20日(土)今回は社員の家族参加ということもあり、総勢41名という過去最多の参加人数となりました。

森林整備活動(下草刈り)

4月に植えたヒノキの苗木も、夏場を迎えると雑草に囲まれ、どこにヒノキが生えているのか見分けがつかない状態になります。今回の森林整備活動の目的は、ヒノキの生育の支障となる雑草を刈る「下草刈り」を行いました。

小学生から大人まで、一人ずつ鎌(かま)を手渡されます。うっかりすると大けがにもつながる道具なので、説明を聞く表情も真剣です。夏場は蜂(はち)が発生する季節でもあるので、道具の使い方だけではなく、自然環境の脅威についても学びます。

上手に刈れるかな?
ヒノキの苗に巻きついた雑草のつるも
ほどきます。
急な斜面の雑草も黙々と刈ります

約一時間の作業で、雑草をきれいに刈ることができました。

Before
After

体験活動①(じゃがいも掘り)

6月に植えたジャガイモの収穫です。まだ、収穫には少し早い時期ということもあり、全体の半分を掘ることになりました。ジャガイモは、「男爵」と「きたあかり」の二種類です。
ここでも、普段はなかなか触れることのない鍬(くわ)などの農具や、収穫のコツなどを地元の方にご指導いただきました。

たくさん収穫できました!
収穫したジャガイモは、
お昼のカレーライスの具材としても活用しました。

体験活動②(旧大沢小学校見学)

今から120年ほど前に建てられた、木造二階建ての小学校で、現在は資料館として一般公開されています。佐久市指定有形文化財でもあります。
大人はタイムスリップしたような感覚で昔を懐かしんでいました。子供たちは図書室で、廃校になった昭和58年(今から30年前)の小学生が読んでいた本を、興味深そうに手にとって読んでいました。

おわりに

弊社の環境基本理念に、「当社が事業活動を推進するにあたり、地球環境と共生し、その保全に務めることが必要不可欠であるとの考えに立ち、積極的に環境活動に取り組みます。」とあります。
今回の活動では、森林整備活動を通じて、環境保全を担っているという責任感を感じました。また、旧大沢小学校の木造建築に触れ、森を育むということは、その森で生産された木材を生かすということでもあるということを知りました。
インターネットが普及し、情報の伝達は紙からデジタルデータへと移り変わりました。今後ますますペーパーレス化が進む中で、育んだ森をどのように活用すべきかを考えることも、重要な課題だと感じました。